赤ちゃんのご葬儀

非常につらく悲しいお別れのひとつに
赤ちゃんのご葬儀があります。

病院で亡くなった場合
霊柩車を使う必要はありません。
ご家族の自家用車で
連れて帰れます。
※死亡診断書を携帯します。

一般的に赤ちゃんは乾燥が
起こりやすくなります。
その反面成人ご遺体と比べると
腐敗は遅いのです。
そのため、
ドライアイスは
砕いて小さくしたり
配慮します。
死亡直後の冷却は
特にご家族の気持ちを考え
状況に合わせて
おこなうようにします。
先ほど述べたように
乾燥が起こりやすくなるため
乾燥ケアを優先します。

お葬式をするかしないかは
ご家族の判断になります。
火葬のみを選択されるか
宗教者を呼ぶご葬儀をされるか
を考えます。

葬儀自体は一般的な
流れとなります。

お棺は
2尺、3尺のお柩に納棺します。
祭壇もかわいらしく
お飾りする葬儀社も
多いと思います。
骨壺も子供用の骨壺を
用意されます。
御出棺も霊柩車は用意せず
ご家族の車に故人様も乗せて
御出棺します。

このようなご依頼をいただいた場合
葬儀社は何が出来るのか
いつも考えますが
答えは見つかりません。
せめて、最後の別れがしっかりと
出来るように配慮することぐらいしか
思い浮かびません。
例えば
・火葬は急がないでいいこと
・斎場で葬儀をする場合は
 1日だけでもご自宅へ帰るように
 提案すること
・副葬品もたくさん入れていいということ
・特にお母さんはお子様と離れられなく
 なることがあるのでお別れの時間を
 長く取れるよう
 予測して火葬場の予約を取ること
などです。

私は碑文谷創先生のグリーフワークという
ブログをいつも何度も読んでいます。
そこにはこう書いております。
抜粋です。
グリーフケアという言葉がある。
悲嘆にある者に対してケアするということである。
ケアは悲しみや不安にある人に対して心から
配慮して係わることである。
ある人は「寄り添う」ことだと言う。
だから必要なことは立ち直るための
助言や指導ではない。
心を開くために暖かな紅茶を
用意してあげたり、
孤独ではないと手を握ることであったり、
黙って心の傷を吐き出すのに
耳を傾けることであったりする。
悲しむことができるように
環境を用意するくらいのことである。
もし自分がその悲嘆の中にあったら
他人にしてほしくないことをしないことである。
死も死別も他人事ではない。
悲嘆に対する深い共感がないところに
グリーフケアは存在しない。
葬儀はグリーフケアの機能があると言われる。
それは葬儀のもち方、係わる者の態度が
適切だったときである。
そして葬儀は遺族にとってグリーフワークの
始まりとしてあり、終わりではない。

不用意な一言が取り返しのつかないほど
家族を傷つけるかもしれません。
特に言葉選びには注意し
安心していただくために
ご遺体や葬儀に対する適切な情報提供
を行っていかなければいけません。

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