ご遺体の変化(腐敗)

ご遺体の知識

ご遺体に関して
もっとも注意する点は
ご遺体の腐敗です
ご遺体に現れる腐敗症状は
多岐にわたります

変色したり、
体液が漏れ出したり、
悪臭がしたりと
最後のお別れに際し
ご遺族様が戸惑う症状が
出てきます

まずは腐敗させないことを
第一に考えます
そのため
ご遺体保全の基本である
冷却を徹底します
死亡直後からの冷却が
非常に重要になります

特にお体が大きい方や
高体温状態で亡くなった場合や
感染症の方は
急速な冷却が必要になります
冷却が遅れるほど
ご遺体の状況は悪化します

一般的には4時間以内に冷却を
開始しなければならないと言われます

通常は葬儀社が
ご安置後、ご遺体を確認し
体格や死亡状況に合わせて
ドライアイスを当てる処置を
いたしますが、
事情があり葬儀社が
すぐに来れない場合などは
葬儀社の指示に従いご遺族様が
氷や保冷剤を使用し、
ご遺体の体温を下げるようにします
その際は結露による漏れに注意が必要です

基本はお腹と肺の部分を冷却します
効果的なのは体の平らな部分を
冷却することです
厚めの衣類の上からの冷却は
効率が悪いために
避けるようにします

ご遺体の冷却は乾燥を除く
ほとんどの変化を停止させる
ために有効な方法となります

akitsusousai

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