お寺で行われる法会について

宗教の知識

お寺で行われる行事ごと
知っているようで知らない
さまざまな法会の紹介です。
ここでは6つほどあげております。
ちなみに法会と書いてほうえと呼びます。

花まつり
お釈迦様の誕生日である
4月8日に営まれる行事。
「灌仏会」「仏生会」などとも
いいます。
誕生したばかりのお釈迦様は
七歩歩いて右手で天を左手で地を指し
「天上天下唯我独尊」と宣言しました。
この様子を再現するため
花まつりには屋根を花で飾った「花御堂」
を作りお釈迦様の誕生仏を安置し
甘茶を注ぐようになりました。
この花まつりは宗派を問わず幅広く
行われる行事となります。

涅槃会
お釈迦様の入滅の日である2月15日に
行われる行事です。
涅槃図をかかげ「遺教経」などが
読まれます。
この日に炒豆やあられをつくり
寺に供える風習もあるそうです。

施餓鬼会
餓鬼道に落ちた者やとむらう人のいない
亡者のために飯食を施すというもの。
先祖供養の意味合いもあり盂蘭盆会の時期に
行われることが多いそうです。
宗派にもよりますが、食べ物、飲物、浄水を
供え、法要を営みます。

十夜法要
阿弥陀様に感謝する法要として
浄土宗や天台宗で広く営まれています。
蛸十夜というものもあり
これは京都の真如堂で
行われる十夜法要で
門前に蛸を売る店が並び
その蛸を食べると
1年間病から逃れられると
言われています。

彼岸会
一般的にいうところのお彼岸です。
春分と秋分の日を中日として
前後各3日の7日間にわたって
執り行われます。
先祖を偲び、感謝し自分も
彼岸(涅槃の世)に
たどり着けるように
仏の教えを実践する日となります。
各寺で法要が執り行われ
家庭でも団子やおはぎを仏壇に
供え供養しお墓参りをします。

盂蘭盆会
お盆のことです。
7月ないしは8月の13~16日にかけて
執り行われます。
地方によって違います。
こちらの地方では8月13・14・15日の
3日間をお盆と呼びます。
祖先の霊を迎え供養し
また、お浄土へ帰します。
地方によりやり方は様々です。
もともとは盂蘭盆経という
お経に書かれた
故事に由来します。
目連というお釈迦様のお弟子が
亡くなった母を心配して
死んだ母を透視したところ
餓鬼道に落ちて苦しんでいること
知りました。
お釈迦様に相談したところ
大勢僧侶を招いてごちそう
供えれば救われるだろうと
おっしゃいました。
そこで、目連は盂蘭盆会を
したところ母が救われたそうです。

まだまだ仏教にはたくさんの
法会があります。
機会があれば紹介していきたいと
思います。


akitsusousai

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