葬儀を考える

最近知った言葉を紹介します。
吉満義彦さんという哲学者の言葉です。
「死者を最もよく葬る道は死者の霊を生ける
 この胸に抱くことである」
君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた
という本で知りました。
若松英輔さんの本です。
ふいに手にした本でしたが
心が洗われるような美しい言葉が
載っている本でした。

なぜ、葬儀をするのか
・社会的なお知らせのため
・お浄土へ送るため
・ご遺体の処理のため
・家族と故人のお別れのため
などさまざまな答えがあります。
この言葉に出会い考えたのは
葬儀は遺族や近しい人と故人が
新たな関係を結びなおす場でも
あるのではないかということです。
儀式をする、お別れをする
火葬をするなどを通して
悲しみを抱えながら
もう一度故人との関係を再構築
しようとする試みなのかも
しれないと思うのです。

亡くなってからも、むしろ亡くなった後に
故人を近くに感じることがあります。
私も祖父母を亡くし、理屈じゃなく
傍で守ってくれているような
感覚になることがあります。
今考えると
葬儀を通してお別れし、送ってあげた
ことで新たに祖父母との関係が生まれた
と思うのです。

葬儀とは亡くなってから火葬するまでの
ことではなく、もっと深いものだと
教えられました。
葬儀は故人のためだけでなく
遺族のためにも
なると思うのです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   






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