直葬(火葬式) お経はどうする?

葬儀の知識

仏教を信心しておらず
お寺との付き合いもなく
お墓もお寺になく
葬儀はお寺を呼びたいという
気持ちがなければ
お経を頂く必要はありません。
そもそもお寺との付き合い
いわいる檀家制度が始まったのは
江戸時代のことです。
幕府がキリシタン禁圧を徹底するため
すべての国民がいずれかの寺院に
属することを決めました。
その流れがいまだに残っているのです。
宗教者を呼ばなくても
静かに故人様の近くで一緒に過ごす
ご焼香だけする、お花を手向ける
好きだったものをお供えする
故人様の思い出話をする
感謝を伝えるなどなど
家族の考えになりますが
どんな形であれ、そこに故人様を
悼み、弔いたいという気持ちがあれば
それは立派なご葬儀だと思います。

そうはいっても最後はお経を
または、戒名(法名)を
と言われる方もいらっしゃいます。
故人が成仏できるのかと心配
される方もいるでしょう。
普段の生活では全く意識していなくても
なんとなく人が亡くなったら
お寺がお経をあげて
戒名(法名)をつけて
供養するという頭があるのです。
親戚の手前呼んでおかなければと
考える方もいらっしゃいます。
予算の問題も含め
直葬で考えていても
やはり、
お寺を呼びたいとなった場合
葬儀社から
菩提寺がないのか
お墓はどこにあるのか
宗派の希望があるか
戒名(法名)をつけてもらいたいか
などを確認され
紹介をしてくれることになると
思います。
直葬を希望されているが
お寺を呼びたいという場合
通常は枕経、通夜、葬儀、初七日
という一般的な流れは取りません。
多いのは出棺経や炉前読経という
パターンです。
出棺経とは
出棺前に15分ほどお経をあげる
炉前読経とは
火葬場で火葬前にお経をあげる
ことを指します。
繰り返しになりますが
直葬とは宗教者を呼ばない葬儀を
指し、もっともシンプルな費用体系
になっているので、通常の流れを
希望される場合は
費用が大きく変わってきます。
直葬という言葉が出来て
ある程度認知されましたが
直葬と一般的な葬儀を
混同される方もいらっしゃいます。
葬儀社も悪いのですが
最安値○○円
家族葬が○○円
と書いてあっても
それは、宗教者を呼ばない
葬儀を指すこともあります。
ホームぺージ、その他の金額だけで
葬儀社を決めた場合
葬儀社と遺族の認識がずれてしまい
後悔することもあります。
つまり、葬儀社側が表示している
最安値の金額は搬送・安置・納棺・出棺
というもっともシンプルな葬儀(直葬)
のつもりでも、依頼する側から見れば
その金額で宗教者を呼ぶ葬儀が出来ると
勘違いしてしまうパターンです。
その金額でどこまでできるのかを
必ず確認する必要があります。

akitsusousai

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