祖父の葬儀①

葬儀の知識

10年程前母方の祖父が自宅のある
熊本の病院で亡くなりました。
母親から連絡をもらい
熊本へ向かいました。
まだまだ先の話と
家族で葬儀について何も決めておらず
亡くなってから慌てるという
最悪の状態からのスタート
になりました。
とりあえず私は電話で熊本の葬儀社へ
搬送と自宅安置、ドライアイスでの
保全処置を頼みました。
私は福岡の葬儀社へ勤めていたので
必要だと思うものは
車に積んでいきました。
地元の葬儀社へ依頼する場合は
持って帰ればいいと思ってました。
持って行ったのは
柩や仏衣、骨壺、白木位牌、
枕飾りセットなどです。
遺影写真だけは生前に作成して
ました。

実家に到着したのは
昼過ぎだったと思います。
祖父にお参りし、家族と
葬儀をどうするか
話し合いです。
希望をまとめると
・翌日火葬したい
・自宅から出したい
・彼岸などにお参りして
 もらっているお寺はあるけど
 呼ばなくていい
ということでした。
私はそんなわけにはいかないだろう
と思いました。
・祖父は自宅で長年習字教室
 を祖母と営んでおり少ないながら
 生徒さんもいたこと
・長年、そこに住んでいたこと
・遺族・親族だけで30人ぐらい
 にはなること
祖父自身蓄えはそれなりにあったので
人数だけで考えても斎場を借りた方が
いいのではないかと言いましたが
祖母も母親たちも嫌がります。
遠方の親戚にも連絡を入れており
すでに自宅へ向かっているということで
今日、通夜になりました。
すでにこの時点で14時すぎです。
限られた時間の中準備をすることに
なりました。
再度確認したところ
・自宅でする
・お寺は呼ぶ
・祭壇は飾らず仏壇でする
・会葬品は準備する
・近所には伝えるが、時間が空いた時に
 顔を見に来てくださいと言って
 通夜、葬儀自体の参列はお断りする
・生徒さんには後日連絡する
ということになったので
まずは、お寺の都合を電話で
確認します。
今日、明日で時間は
いつでもいいとの答えだったので
通夜を19時からお願いして
葬儀は火葬場の確認後
連絡を入れる旨を伝えました。
再度、搬送を依頼した葬儀社へ
来ていただき、必要なもの
(霊柩車、バス、火葬場接待、会葬品)
を注文し、死亡診断書の提出と
火葬場の予約を頼みました。
※親戚に花屋さんがいたので
 仏花と枕花はお願いしました。
幸い、思ったほど時間がとられず
16時ごろには落ち着きましたので
家族でゆっくりと納棺したり
ひ孫たちが折り紙を棺に入れたり
手紙を書いたりしながら、
親戚の到着を待つことが
できました。
通夜料理を母親たちが作り
会葬品の準備、お寺の部屋の確保
などをして通夜に備えます。
※祭壇を作らず
 幕などもはらなかったことや
 昔の家なので広い和室が2間あった
 ので片付けも必要なかったこと、
 たまたま、自宅の横が広い空き地で
 自由に出入りできたことも幸いしました。
 自分の祖父の葬儀なので
 細かな動線などは無視しました。
式のアシスタントも依頼しておらず
私がアシスタントをしながら
通夜を行いました。
結局遺族、親族を含め30人ほどの
通夜となりました。
近所の方には自由な時間にお参りを
お願いしていたので
なんとか、式自体は混乱なく終わりました。
通夜後は残った親族で食事をして
家族は実家に泊まりました。
翌日、葬儀を執り行い
帰ってきて初七日をして
自宅でそのまま食事をしました。

祖父の葬儀②へ続きます。




akitsusousai

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