祖母の葬儀の準備をそろそろはじめようと思う
御年95歳の祖母。
先日、病院から
覚悟をしてくださいと
言われました。
結局は持ち直し
ホッとしたところでしたが
いい機会ですので
万が一の際に
慌てないよう
後悔しないよう
葬儀をどうするか
家族で考えてみる
ことにしました。
どうしたいか聞いたところで
わからないと言われますので
具体的に質問していきます。
1、宗教者を呼ぶのか
お寺を呼ぶことは必須では
ないという話もしましたが
家族に聞いたところ
一般的なお葬式をイメージ
しているようで
お寺が執り行う
通夜、葬儀は執り行いたい
という希望でした。
※菩提寺は熊本にあり
万が一の際
葬儀は福岡で執り行う
ことになります。
そのため先に
相談に伺いました。
相談内容
問.福岡まで来てもらえるか
答.来られない
問.葬儀はどうしたらいいか
答.葬儀まで別のお寺でよい
問.紹介してもらえるか、それとも
こちらで頼んでもいいか
答.そちらで頼んでいい
問.戒名（法名）はどうするか
答.お願いするお寺に頼んでいい
問.49日からのお願いでいいか
答.大丈夫
まとめると葬儀までは福岡で執り行い
49日から菩提寺で供養していくことに
なりました。
※距離があっても来られる
お寺の方が多いと思います。
その際、帰れない距離なら
宿泊先の確保も必要です。
※通常、戒名は菩提寺がつけます。
※菩提寺が来られない場合は
菩提寺から同じ宗派のお寺様を
ご紹介いただけることもあります。
その際は菩提寺の代理として
紹介先のお寺様が導師を務めます。
今回は上記の内容になりましたので
こちらで付き合いのある同じ宗派の
お寺様に葬儀までのお願いをしました。
イレギュラーなお願いになるので
福岡のお寺様にも伺い
相談をしておきました。
・葬儀までのお付き合いになるが
読経をしていただきたいこと
・戒名（法名）をつけて
いただきたいこと
熊本のお寺様には了承を
頂いている旨も伝え
引き受けていただけました。
2、家族葬か一般葬か
祖母から見て子供たちも
退職している年齢であり
近所の方には事後報告でいい
ということなので
家族葬で執り行うことに
なりました。
3、大まかな人数はどうか
参列者はどのくらいになるのか
把握します。
遺族・親族含めおおよそ20名
ほどになりそうです。
4、場所をどうするか
自宅か斎場かの検討です。
今回は斎場の1択です。
※自宅葬を希望する際は
周囲への配慮、駐車場
親族の宿泊、設営なども
合わせて考える必要が
あります。
5、葬儀に関する想いの確認
故人への想いを表現するような
葬儀を希望するかという点ですが
特別なことはしなくていい
ということになりました。
例えば
オリジナル祭壇
オリジナル礼状
メモリアルコーナー
思い出の映像上映
弔辞
などなどです。
色々するより静かに送って
あげます。
特別なことはしません。
一緒に旅支度したり
お手紙書いたり
折り紙いれたり
またはお花が好きだったので
お花を柩にいれるぐらいです。
6、予算
葬儀にかかる費用をどの程度
考えるかの検討です。
50万ほどを想定している
ということです。
※葬儀費用と言っても家族が
考える葬儀費用と
葬儀社が考える葬儀費用は
違ってくるので
あくまでも総額で検討します。
a、宗教者のお礼（お布施）
すべて含め10万円で執り行って
いただけるお寺様にお願いしました。
b、火葬料
火葬する際自治体に支払う火葬料
がかかります。
今回は2万円です。
ｃ、飲食代
3回の食事を20名でしたと仮定して
10万円ほどみておきます。
ｄ、返礼品代
のちに香典返しをするので
1,000円の商品を準備します。
10個ほど用意するとして
11,000円の予算です。
※会葬礼状をつける場合は
別途費用がかかります。
すべて含めると葬儀代以外に20万円弱は
みておかないといけません。
ということで純粋に葬儀社へ支払う費用は
30万円ほどです。
・20人ほどがゆっくりお別れできる式場
・ある程度おかしくないお飾り（祭壇）
・違和感のない物品
であることを希望すれば
葬儀代としてはかなりタイトです。
あきつ葬祭で言う29.8プランで
おおよそ希望どおりに終わるかなという
ところです。
本来ならばここから予算と希望に
マッチする葬儀社を探すことに
なります。
予算がある場合や葬儀代の検討がつかない
という場合はやはり事前相談を
されたほうがいいのではないでしょうか。
