真言宗

宗教の知識

ここでは真言宗について
簡潔にまとめます

宗祖 弘法大師空海
本山  高野山金剛峰寺
本尊 大日如来
名号 南無大師遍照金剛

本尊の意味
大日如来は宇宙の真理を
意味する法身仏で
諸仏の一切は大日如来が
教化のために姿を
変えたものだと考えられている
お釈迦様も大日如来が
現世に現れた姿だとしている

葬儀
故人様に戒名を授け
即身成仏へと導く儀式である
故人様が無事に大日如来の
曼荼羅の世界へ
帰っていくことを願うもの
別れを惜しむとともに
生きていることの本質を見極める
大切な場である
導師が故人に戒を授けて
仏弟子として成仏するための
秘印明を与える

教え
今生きている間に修行すれば
仏と一体となりそのままで
仏になることができる(即身成仏)
手に印を結ぶ身密
口に真言を唱える語密
心に本尊を念じる意密
修行者はこの三密行を
おこなうことにより即身成仏
できるとした

特徴
・現世での救いを求めた
・法具を使う
 修法を行う場と修法者を
 守る法具や
 結界するための法具もある
・護摩
 修行や祈願に欠かせないもの
 火は人間の煩悩を
 燃やしてくれると考えられ
 神聖なものとされる
 火を焚くという
 行護摩によって三密行が
 成就すると考えられている
・梵字
 真言宗の戒名には頭に梵字をつける
 大人にはアの字
 子供にはカの字
 アの字は大日如来を表す
 ※偉大な光輝くものという意味
 カの字は地蔵菩薩を表す
 ※大地のような大きな
  慈悲の心ですべてのものを
  はぐくみ救ってくれるとされている
 地蔵菩薩とは

真言密教について
密教とは秘密の仏教という意味で
密教以外は顕教という
密教が永遠不滅の
絶対者である大日如来が
説いた教えであるのに対し
顕教は衆生救済のために
大日如来がお釈迦様となって
現世に現れ説いた教えである
顕教の教えは表層に
とどまるとされている

聖典
・大日経/金剛頂経


 


akitsusousai

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