葬儀にサプライズ演出は必要なのでしょうか?

葬儀の知識

葬儀の際に葬儀社から
色々な提案を受けることが
あります。
その一つに演出があります。
・故人の写真を使用したDVD作成
・遺品の展示
・生演奏
・オリジナル祭壇
などなど
費用をしっかりかけて
故人様らしい葬儀にしたいと
考えられている場合には
とてもいい提案となるでしょう。
演出の提案は葬儀社の考え方
によっても変わります。
葬儀にこだわりたい場合には
事前に葬儀社を吟味しておくことを
おすすめします。
葬儀社によって演出を積極的に
取り入れるところと
そうでないところがありますので。
あきつ葬祭は演出を入れる葬儀は
執り行っておりませんが
演出を入れる葬儀を否定する
つもりもありません。
色々なことをしてさしあげた
という行為がグリーフケアに
つながることもあると
思うからです。
遺族が望んでいる場合は
いいのですが
たまにサプライズの演出を
入れる葬儀社もあります。
基本的に葬儀社が遺族の
同意を得ずに行う
サプライズ演出には
否定的です。
『お誕生日が近いのでケーキを
 用意して遺族に
 歌を歌ってもらった』
『好きだった飲食店の料理を
 用意してあげた』
ここまでしてもらえたと
感動していただけたという
よくある感動葬儀のエピソードです。
本当に遺族に喜んでもらえた
ということもあるでしょうから
一概には言えませんが
個人的には葬儀社側の
自己満足ではないのかと
思ってしまいます。
数日しか接しない中で
本当に同意を得ない
演出をいれていいのかと
思ってしまいます。
大切な人を亡くし
気が動転し
そんな中でも葬儀を
執り行わなければならない
多大なストレスを抱えた
環境の中で
経済的・精神的ストレスが
なるべくかからないよう
配慮して関わること以上に
そこまで他人である葬儀社が
踏み込んでいいのかと
躊躇してしまいます。
この件に関しては
単純に自分ならいやだな
そっとしておいてほしいな
と思うという話なのですが
なぜそう思うのかの
正体がわかりました。
武器になる哲学(山口周)
という本に
認知的不協和の
紹介が載ってました。
その本の解説によると
「事実と認知との間で
 発生する不協和を
 解消するために認知を
 改める」ということが
あるのだそうです。
人は事実と認知がずれているとき
非常に大きなストレスを感じます。
そのストレスを解消するために
事実は変えられないので
認知を変えるのだそうです。
サプライズ演出が的外れで
嬉しくない時には
不の感情から逃れるために
その事実は変えられないので
考え方を変えて
嬉しいと思うようにするのです。
その言葉を知ってからは特に
葬儀という多大なストレスがかかる
ことをお手伝いする場合は
同意を得ない演出を控える方が
いいと思うようになりました。
何かをしましょうという提案ではなく
余計なことをしないということも
遺族に感情に寄り添うさいには
必要なことだと思っています。





akitsusousai

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